にじいろカフェ　にじーず札幌報告会

にじーず札幌報告会にじいろカフェがYouth＋にて開催され、参加してきました。にじーずはLGBTQの若者の居場所づくりの活動を行っており、若者の支援を行っているYouth＋との共同で運営されています。

コロナ禍で現地開催が難しい状況が続いています。ツイキャスでの開催など試行されていますが、気になったことは、Zoomでの開催が難しいということでした。双方向の通信での参加は家庭内にカミングアウトしていない場合、アウティングのリスクを伴うということです。おうち時間が安全でないという事情がここにも顕れていました。

自分の居場所について。かならずいなければならないのであればそれは居場所ではないという話がありました。いてもいなくても自由ということが心の負担の軽減になり、居場所になるということです。自分の居場所を自分で作ったけど結果として居場所にならないということもあるわけで、たしかにそうだなあと思いました。

コロナ禍で参加人数も少ない、あるいはイベントを開催できなかったこともあったそうですが、その中で主催されている方からの最も印象に残った言葉は、「にじーずの灯を絶やさない」という言葉でした。依然としてコロナ対策のための行動制限があり閉塞感が続いていますが、そのような中でも継続して取り組まれているにじーず、Youth＋のみなさまの活動に敬意と感謝を申し上げます。