道内視察2日目
食と観光対策特別委員会道内調査2日目は鹿部町の道の駅シカベ間歇泉公園と函館市縄文文化交流センターでの視察、函館国際ホテルでの意見交換会。
道の駅しかべ間歇泉公園では盛田町長に案内していただきました。はじめは特産物のたらこを売るプレハブからスタートし、3年前に道の駅を開設、それ以降は年間来場者数30万人を超えているそうです。12分に一度すごい勢いで噴き出す間歇泉や足湯、地元の食材を温泉で蒸す体験コーナーなど盛りだくさん。盛田町長がずっと笑顔でお話しされていたのがとても印象的でした。
函館市縄文文化交流センターでは学芸員の黒沢さんに館内展示の縄文式土器や土偶などについて詳しく説明していただきました。その中でこのような質疑応答がありました。
市橋委員長「北海道には弥生時代はないのですか?」
黒沢さん「北海道では稲作などの弥生文化が伝わらなかったので、その時代は『続縄文時代』と呼ばれています。」
◎道では青森県、岩手県、秋田県の3県及び関係市町と連携し、北海道・北東北縄文遺跡群は2021年の世界遺産登録を目指してます。
函館国際ホテルでは渡島振興局の方や市町村の首長の方、観光関係の部局や組織の方々などを交え意見交換会が行われ、その中で観光への取り組みについてお話、それに対する質疑応答がありました。函館国際観光コンベンション協会の櫻井さんより、外国人客が6年で1.9倍になり、クルーズ船は去年27隻、今年はすでに47隻入港しているとの話がありました。クルーズ船への取組の話は沖縄視察の際に沖縄県庁でも聞いたところで、興味がありました。そこでこんな質問をしました。そしてこんな答えをいただきました。
渕上「クルーズ船はどこの国からですか?」
櫻井さん「日本以外にも船籍は様々です。」
渕上「お客さんはどんなことに興味ありますか?自然や歴史文化?それともショッピング?」
櫻井さん「温泉に行きたい、自然を見るなど幅広いです。」
実際に体験したり直接話すことではじめてわかることもたくさんありました。二日目も有意義な視察・意見交換会となりました。