道内視察3日目

食と観光対策特別委員会道内視察3日目は函館朝市、はこだてわいん、七飯町道の駅『なないろななえ』、THE DANSHAKU LOUNGE。

函館朝市でははじめに朝市の中を視察しました。朝市のお客さんは外国人が多く、「ファンユィングヮンルィン」「テレマカシー」などいろんな外国語が飛び交っていました。78,000円の乾燥ナマコが売っていたりしてびっくりしました。そのあと函館朝市協同組合連合会の藤田さん・松田さんと意見交換会が行われました。藤田さんは松前漬けの販売でテレビショッピングで活躍されています。松田さんより、介護事業との連携やムスリムの方々向けの店など函館朝市の取り組みについてお話しいただきました。

はこだてわいんではワイン工場を視察しました。佐藤社長に案内・説明いただきました。ヤクルトグループの企業と言うこともあり、ほかのワイナリーと比べて品質や安心安全に特に気を付けていてワインでは珍しくISO（※）を取得されているそうです。ピノノワール2017はG20の際にも出されたそうです。

なないろななえでは七飯町の特産物が販売されていました。わたしが「あっ！」と目に留まったのは直径10㎝超の『王様しいたけ』。昨日の夕食にも出てきました。肉厚で食べ応えがあり、ステーキやハンバーガーのパティなどいろいろな可能性を感じました。なないろななえで一番人気商品はガラナソフト。その名の通りガラナ味のソフトクリームです。ガラナのメーカーが七飯町にあり、七飯町の良質な天然水で製造されているのだそうです。

THE DANSHAKU LOUNGEはなないろななえの隣にあり、支配人の鍵谷さんより男爵いもがなぜ男爵なのかなど説明いただきました。近代農業の功労者『川田龍吉男爵』に由来しているのだそうです。館内はショップとミュージアムとダイニングの3つが融合されていてとてもおしゃれなつくりでした。ダイニングではコロッケなどが販売されていて、包み紙にインスタ映えしそうな工夫がこらされていました。

今回の視察は食と観光に対する地域の取り組みについて多くのことを学習する機会となりました。視察に際しご協力いただいた地域のみなさま方、道職員のみなさま方、委員長はじめ委員のみなさま方に心より感謝申し上げます。

※国際標準化機構　ISO取得とはわかりやすく言うと、国際規格を取得しているということ。