予算特別委員会 第2分科会 経済部・道教委
予算特別委員会での質問についてお話します。
経済部
各種補助金・支援金について
・中小・小規模企業賃上げ環境整備等支援事業費補助金について
書類が整っていれば採択とのことです。この点は審査結果不採択となる可能性がある国の持続化補助金などとは異なり、道の補助金をお奨めできる点です。一方で、予定より1ヶ月ほど前に締切となりました。対象とならなかった方などからも意見を把握し、今後の改善が検討されます。
・人材確保支援事業について
1年以上の離職期間がある人は10万円加算、17%の方が対象との答弁。ここでは休眠労働力の活用について、求職していない方の中には、職場での人間関係など様々な理由で退職し、就職されていない方もあり、相当数にのぼると思われますが、統計はありません。調査することを求め、指摘しています。
・各種補助金・支援金等について
道民生活応援ポイントについて。道のHPに掲載されている動画の内容がジェンダー平等の観点から適切でないことを指摘。今後はジェンダー平等の視点も持ちながら発信するとの答弁でした。
・観光地づくり加速化補助事業について
ドイツの西山製麵で「ヴィーガンとハラルメニューがないと飲食店は成り立たない」との意見を伺いました。この事業は観光協会なども対象となりますが、商品開発を行う飲食店単体では対象とならなことから、次回以降は対象とするよう求めています。
札幌高等技術専門学院について
クーラーの設置要望についての質問です。明確な答弁はありませんでしたが、順次設置していくとの答弁でした。
IRについて
国への申請期限は来年11月に迫る中、各準備段階が示されず、申請するのかしないのか、期限後も進めるのか中止するのか質しましたが、明確な答弁はありませんでした。
質問は再々、再々々に及ぶ一幕もあり、委員から「通告はしているのか」などの声が聞こえてきましたが、再質問なので通告の範囲です。
地域未来戦略について
全道への波及に関することについて、道独自の目標設定をすべきという質問には明確な答弁はありませんでした。北海道創生総合戦略では「一人ひとりが豊かで安心して住み続けられる地域」と掲げられているが、未来戦略は「強い経済」に重点が置かれており、置き去りにしないよう求めました。未来戦略と総合戦略との目指す方向は同一という見解が示されていますが、経済以外の分野が劣後しないか不安が残る答弁でした。
カスタマーハラスメントについて
道の条例と国の法改正の整合について質問しましたが、道の条例・指針はほぼ国の内容を包含しているようです。そのほか、BtoBや、行政機関に対するカスハラ、有権者から候補者へのカスハラについても取り上げてました。
性的マイノリティーに関する諸課題について
いわゆるLGBT理解増進計画に関するもの。経済団体等が行うセミナー等に活用してもらえるよう紹介するとの答弁。各団体では定期的にセミナー等が行われていますが、ぜひ取り上げていただければと思います。
教育委員会
教職員の離職防止と欠員対策について
教職員の業務過多や配置に関する課題を背景に、離職・欠員が深刻な状況です。15項目にわたり(再質を加えるともっと)厳しく質しましたが、従来以上の答弁は得られませんでした。学校現場と子どもたちのための道教委であり、道教委のための道教委ではないなど厳しい指摘をしています。
性的ーに関する諸課題について
いわゆるLGBT理解増進計画に関するもの。宝塚大学日高庸晴教授の調査結果や不規則発言対策について取り上げています。
子どもの性被害防止について
性教育については、はどめ規定によって妊娠の経過を一律に行わないこととなっており、「個別に指導」にとどまっています。しかし、発達のどの段階においても性被害に遭うリスクはあり、子どもの命にもかかわる避難訓練やいじめ対策と同様に一律の教育は必須です。道教委の態度は不自然としか言いようがないほど異常に固く、意見交換は全く平行線で、残念ながら国の学習指導要領に基づいた答弁に終始しました。終了後に少し話しましたが、必要性は理解しているが、国とのジレンマを抱えている様子でした。これ以上は国が動かなければ難しそうです。



