ダイバーシティ研究会 第3回
第1回定例会最終日の3月19日、本会議前にダイバーシティ研究会が開催されました。3回目の今回はJTグループのダイバーシティと取り組み~多様性の推進と人財獲得~と題し、JT北海道支社よりお話しいただきました。
JTグループは2023年、「心の豊かさを、もっと。」というJT Group Purposeを策定し、重要課題として「人財への投資と成長機会の提供」を掲げています。ダイバーシティ&インクルージョンを推進し、社内のパートナーシップ認定制度の導入のほか、女性活躍の推進、障害をもつ社員の雇用などに取り組んでいます。
今回も活発な質疑応答となりました。
Q 女性活躍の課題について?
A 当初、多様性の認知度がなく、社員の認識が必要だった。キャリア支援や啓発活動を行ってきた。
Q 人財の多様性が競争力に具体にどう影響した?世代間の反応の違いは?
A 年齢によるギャップがあったが変容していった。グループ企業には世界多様な人がいる。影響は明確にはみえないが、まずは知る機会となった。
Q 障がい者雇用について、特例子会社を作っている?精神、身体、知的いずれが多い?
A 特例子会社はない。努力では変えられないものを正しくサポートすることが当社の考え方(2つ目の質問は把握できていないので個別で回答とのこと)。
Q この取り組みで採用試験の応募者に変化はあった?
A 多数の学生にエントリーいただいている。最近は若者は自分らしく生きることを求める声が多くなっている。タバコを吸わない方も応募している。
Q D&Iの取り組みのきっかけは?
A 4Sモデル(お客様を中心として、株主、従業員、社会の4者に対する責任を高い次元でバランスよく果たし、4者の満足度を高めていくという考え方)を経営課題として認識。
今回の参加者は最も多かったと思います。さらなる理解の促進につながることを願っています。呼びかけ人のみなさま、JT北海道支社のみなさま、人権担当の部局のみなさまに感謝申し上げます。