インターン生活動記 2/8

ふちがみ事務所では今期、松野来美さん(北海学園2年)、野際さくらさん(北海学園1年)、金川まこさん(北海学園1年)の3名のインターン生を受け入れています。活動の一環として地域の施設や事業者を見学し勉強させていただいております。2月8日は福山醸造さんと雪印メグミルクさんの工場を見学しました。インターン生のコメントを紹介します。原文ママで乱筆等あるかと思いますが、温かい目でご覧いただければ幸いです。

 

松野

福山醸造さんではビデオ閲覧、次に歴史的な保有物の紹介、最後に工場内見学という流れで施設内をご紹介頂きました。日本料理には必ずといっていいほど醤油が使われているというお話を聞き、思い返すと確かに使われていない料理を想像するのが難しいほどだなと思いました。工場内では「安定した味を届けるためにはこれだけの拘りがあるのか」と思うような工程の数と丁寧な作業で普段何気なく使う醤油も今度から気にかけてみようと思いました。
見学させていただきありがとうございました。

雪印メグミルクさんの歴史を最初に学んだ際にかなり昔のことなのに細かく書かれており、そこにまず驚きました。また実際に製造の際使われている機械の目の前に立つと人を遥かに超えるサイズでこれで大量に牛乳やチーズを作成していることを思うと普段国民がそれだけ乳製品を消費しているのだなということが見えて面白かったです。お忙しい中ありがとうございました。

 

野際

北海道のお醤油の企業の中で本州の企業と競合できている唯一の企業だということをお聞きしました。そこには、「道民の味」として道民と親しみを持ち、期待、信頼を裏切らないための企業努力を続けていることに由来しているのだなと感じました。
また、お醤油の原料である昆布や元となるもろみは、廃棄ではなく家畜の餌などに再利用しており、地球に優しい活動を行っていることを知りました。
全体を通して、見学の案内をしてくださった小林さんのユーモア溢れる解説もわかりやすく、大変貴重な経験ができました。
ありがとうございました。

今の雪印メグミルクにどのように変遷していったのか、その当時の時代背景と照らし合わせてお話してくださり、たいへん興味深かったです。また、北海道民にはおなじみのカツゲンの由来は「勝利の源」からではなく、「活力の源」であったことを初めて知ることができました。
お忙しい中、館内を丁寧に館長自ら解説、案内してくださってありがとうございました。

 

金川

午前中は福山醸造さんを訪問させていただき、醤油と福山醸造さんの歴史、醤油の醸造の過程を実際に見学することができました。福山醸造さんでは、明太子の加工や、納豆のたれなど、それぞれの用途によって醤油が作り分けられており、製造されている種類の多さにも驚愕しました。醸造にあたって、全てを機械によって制御するだけでなく、もろみを布にしきつめて自重できあげを絞るなど、福山醸造さんの叡智を垣間見ることができ、とても有意義な時間になりました。

午後には雪印メグミルクさんを訪問させていただきました。雪印メグミルクさんでは北海道の酪農の変遷や、雪印メグミルクさんと乳製品の歩みをご教授いただきました。北海道に暮らしていながら、今回初めて知ったことも多くとても勉強になりました。私の地元でも酪農業を営んでいる方が多いので、今日伺ったお話や知識を何かの形で還元することができたらと思います。
福山醸造さんと雪印メグミルクさんで学ばせていただいたことを、これからの活動にも繋げていきたいと思います。貴重なお時間を割いて、活動にご協力いただきありがとうございました。

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