総合政策委員会道外調査 2日目午後 しまなみ海道サイクリング体験

午後からはしまなみ海道においてサイクリング体験を行いました。広島県尾道市と四国・愛媛県今治市を結ぶサイクリングロードは全長約70km(自動車道は60km)。そのうち道の駅伯方から道の駅多々羅しまなみ公園間の約9kmをクロスバイクで走行しました。このような日程でした。

昼食の時間を利用して自転車の安全運転に関する動画を視聴

今治駅前のサイクリングターミナルにて着替

道の駅伯方で自転車とヘルメットを借り、乗り方などの説明を受ける。

約1時間走行

道の駅多々羅しまなみ公園到着

安全運転に関する動画は中高生が登場するアニメでした。短くてわかりやすい動画でしたが、早く乗りたいと気がはやりきちんと見ない人がいることを想定しておさらいするシーンが印象的でした。

今治駅前には更衣室やシャワー室を完備した今治駅前サイクリングターミナルがあります。レンタサイクルのほか、手荷物の一時預かり、自転車の整備ができます。今回は着替えのみの利用でした。

道の駅伯方から多々羅しまなみ公園までクロスバイクで走行しました。8段変速で、少しこぐだけで思った以上にスピードが出ます。坂道もそれほどペダルが重く感じられませんでした。ブレーキの効きがよく急にかけると前に飛ばされるため、両手でゆっくり握るのがポイントです。
道路には自転車レーンが設定されており、自動車も1.5mを確保しながら走行しています。山道に入り道幅が狭いところでは自動車の進入が制限され、自転車・125cc以下の原付、歩行者専用となっていました。
瀬戸内海の美しい景色や島を結ぶ橋などビューポイントも多数あり、まさにサイクリングパラダイスというにふさわしいコースでした。自転車を降りて撮影するとSNS映えしそうです。
一方でコース中に空きペットボトルなどのゴミが多く見受けられました。しまなみの美しいコースを守るためポイ捨てをしないようご協力をお願いしたいと思います。ゴミを拾いながらのサイクリングしました。

多々羅道の駅に到着すると、自転車はそこで返却することができました。『サイクリストの聖地』という記念碑があり、撮影することができます。

北海道でもサイクリングロードの整備が進められています。このような事例は今後おおいに参考になりそうです。