翔び立て若き翼 北海道総体2023 総合開会式

7月22日(土)、豊平区の北海きたえーるにて「インターハイ開会式」が開催されました。

正式名称は「令和5年度全国高等学校総合体育大会翔び立て若き翼北海道総体2023」総合開会式。

全国各地の高校から運動系の部活動がここ北海道に集まり、それぞれの競技で高校生たちが競い合います。

また、吹奏楽部や合唱部による音楽など、道内高校の文化系部活動からもたくさんの高校生が式の運営に参加しています。

新型コロナ感染症が5類感染症へ移行となったことで、今年の開会式は通常開催が実現しました。

開会式には道議会議員も出席しました。

 

北海道での開催は36年ぶり。

多くの競技が札幌市や石狩管内の各市で開催されますが、バレーボールは旭川市、ボートは網走市、ハンドボールは函館市など、北海道各地が大会会場となっています。

また、カヌーや水泳飛び込みなど一部競技は他県で行われるそうです。

 

イメージキャラクターの「ピリカ」は、北海道音威子府村の高校生がデザインしたもので、「ピリカ」とはアイヌ語で「美しい」「すばらしい」という意味の言葉です。

開会前には北海道の魅力発信映像が放映されました。高校生らしい視点で各地域のグルメやおすすめスポットなどを紹介。札幌はスープカレーが取り上げられていました。途中で音声が途切れて数分間中断する一幕もあったものの、無事に全編が放映されホッとするというイベントもありました。この映像もまた、道内各地域にある高校の放送部が共同で制作するなど、高校生たちの力が集まった素敵なイベント運営でした。

 

さらに、秋篠宮ご夫妻もこの式に参加され、高校生たちにお言葉を送られていました。

 

式典演技「みんなで翔タイム!in北海道」では吹奏楽部による踊りながらの演奏、チア部によるパフォーマンスなどのステージも披露されました。Mrs. GREEN APPLEの「青と夏」を使ったライブが高校生らしくてとても印象に残りました。

幅広い年代層の曲が使われているのもまた面白く、フィナーレでは客席も巻き込んで簡単な振り付けを踊るシーンもありました。私も客席で踊りながら、高校生たちへエールの気持ちを送りました。

 

競技に参加する部だけでなく、文化系部活動なども一体となって、高校生たちが様々な角度から大会に参画しているのがとても興味深かったです。

総合開会式はとても盛り上がりました。これから8月にかけて各種競技が行われます。

けがに気を付けて、存分に力を発揮していただきたいと思います。けっぱれ!