予算特別委員会 知事総括

7月12日(水)、北海道議会にて予算特別委員会知事総括が行われました。

 

知事総括では、それまでに各分科会で話し合われた議題のうち、知事総括質疑へと保留された内容について審議が行われます。

総括質疑での答弁は知事本人が行います。

民主・道民連合による総括質疑では、会派の政策審議会会長の中川浩利委員(岩見沢市)が質問に立ちました。

 

質問項目は以下の通りです。

  1. 知事の政治姿勢について
  2. 総合計画の見直しについて
  3. 道有財産の活用について
  4. 少子化対策について
    1. 不妊治療について
    2. 新しい通園制度と保育士不足について
    3. 幼児の災害避難について
  5. 今後の感染症対策について
  6. 人材確保について
  7. 次世代半導体産業集積促進事業について
  8. ゼロカーボン北海道について
  9. ALPS処理水について
    1. 現状認識について
    2. 処理水の貯留継続について
  10. 観光振興税について
  11. 農業政策の在り方について
  12. LGBTについて
    1. 同性婚・パートナーシップ制度等について

 

以下、主なものについて質問と答弁の要約を掲載します。

 

6. 人材確保について

質問:
あらゆる業界で人材が不足している。多様な人材を受け入れる体制整備が必要では。

答弁:
多様な働き手の確保は重要。各部局の連携を強化し取り組みを進めている。就職が困難な方々を含め人材確保に努める。

 

7. 次世代半導体産業集積促進事業(ラピダス関連)について

質問:
道央圏へ産業や人材が集中することで、地方から企業が転出するなどの懸念。経済効果を北海道全体の発展につなげるための所見を伺う。

答弁:
年度内に今後の指針をとりまとめ、地域の強みを生かして、道央圏のみならず北海道全体の経済活性化・持続的発展に繋げる。

 

9. ALPS処理水について

質問:
福島第一原子力発電所で発生した処理水の海洋放出を急ぐことなく、それ以外の方法を国に求めるべき。

答弁:
国内外への説明と理解促進、安全性の確保、風評被害の防止などについて引き続き粘り強く国に求める。

 

これで議会後半の山場も終了となります。

今回も貴重なご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございました。

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