宇梶静江が熱く語るアイヌの心話世界

宇梶静江さんのセミナー『ペウレウタリ(若き仲間)へのメッセージ宇梶静江が熱く語るアイヌの心話世界』に参加しました。宇梶さんは古布絵作家として知られています。
作品は自分の中にずっとしまっておくつもりでいたが、個展を開かないかとの誘いがきっかけで多くの人の目に留まることになったこと、当初アイヌの同胞から「古布を使うなんて恥ずかしい」と言われたエピソードなどをお話しされました。
代表的な作品であるシマフクロウが生まれたきっかけについて、本屋で買った写真集のシマフクロウと目が合ったときに感じた迫力を「ファッとこちらをにらみつけていたから私もファッとにらみ返した」と表現豊かに語られました。「シマフクロウのおかげでわたしは今ここにいる」のだそうです。
終始穏やかな笑顔を浮かべながら民話を聞かせるような語りでした。聞いていてとてもなつかしい、ほっこりした気分になりました。

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