予算特別委員会を振り返る その2

その1からの続きです

・道立病院局への質問 昨年から引き続きGIDクリニックについて

GIDクリニック設置要望について、けんもほろろな答弁。あまりにも酷かったので

「GIDクリニックを設置するまで絶対にあきらめません!」

と宣言して終了しました。前回の予算特別委員会で「あまり感情的にならないでください」と注意されていたのですが、LGBTのこととなるとどうしても力が入り過ぎてしまいます。質問の後、理解を示してくださる先輩議員の方もいて涙が出そうでした。

・公安委員会(道警)への質問 SNS誘拐・性犯罪について

SNSなどを使った誘拐事件が多発していることについて。道警ではサイバーポリスのようなチームが「神待ち」などという投稿があった時に事件にならないようネット上をパトロールしています。ですが、ネットの中はアプリの多様化や隠語など変化が早いので、どうやって対応するの?という質問でした。SNSの特性や危険性について子どもや保護者に啓発していくという答弁でした。

・環境生活部への質問 コロナ関係・レインボープライド・相続問題

新型コロナウイルスの課題は複数の部局にまたがりますが、環境生活部へはマスクなどの買い占め転売防止の質問とデマ情報防止の質問をしました。環境生活部としても情報を出して対応していたのですが、結局防ぐことができず、実効性が弱かったことを指摘しました。私としては、ホームページでの情報をもっと早く出してほしい、知事会見で言ってほしい、台湾でのマスク販売管理のようなアイデア力のある事例を取り入れてほしいと思っています。

レインボープライドについては、重要ですよね?という確認をしました。確認だけです。何の意味があるのかというと、それはのちほどこの場でお伝えしていきます。

相続問題は、団塊の世代が後期高齢者になり、相続案件が増え、それに伴う課題(相続にまつわる詐欺、暮らしにかかわるトラブル、空き家問題、固定資産税未納など)が生じてきますがどのように対応していきますか?という質問でした。「くらしのセミナー」で取り上げていくとの答弁でした。最終的には、相続に関する一括した相談窓口の設置と元気なうちの相続対策の普及を目標としていきたいと思っています。

 

その3へ続く