予算特別委員会を振り返る その3

その2からの続きです。

総務部への質問 原子力防災訓練について・避難所運営について

原子力防災訓練については、マンネリ化についての課題、福島みないなことが起こったときを想定した訓練をしてくださいよという質問でした。マンネリ化防止については、胴体管理アプリやドローンなど新しい技術を取り入れたり今後はいろいろは人が参加できるよう休日での訓練も実施していくとのことです。福島のようないわゆる「シビアアクシデント」を想定した訓練はすでに行っているとのことでした。このように、きちんと勉強しておかないと「○○にする必要がありますがどうお考えですか?」という質問に「やってますよ」的な答弁が返ってくることがあります。

避難所運営については、今回のような感染症が流行しているときには避難所運営をどうするか?という質問と、性的少数者への対応についての質問でした。実際に道東地域において大雨による災害が発生していたのですが、各市町村に避難所内での手洗いやマスク・アルコール消毒液の使用などを促したとのことでした。感染症流行時の大規模災害を想定したマニュアルの見直しについては質問する前に見直しを検討するとの答弁があったので省略しました。性的マイノリティへの対応についての答弁はとても微妙でわかりにくい表現なのですが、一言でいうとちゃんと配慮しますよということです。東日本大震災のとき避難所でのLGBTの不都合問題(同性パートナーが別々にされたり連絡とれない問題やトランスジェンダーが望まない性別とみなされる問題など)について東日本大震災での事例をあげながら確認しましたが、これらの問題はほぼ解消されたとか思います。

 

おまけに続く