予算特別委員会を振り返る その1
今回はとにかく質問が多かったです。後ほど道議会のホームページに掲載されますが、質問のいくつかを紹介していきたいと思います。
・保健福祉部への質問 新型コロナウイルス関係について
たくさんあったのですが、特に私が重点を置いたのが次のふたつ。
PCR検査について。PCRはわたしも農業試験場時代に毎日のように使っていたもので、DNAやRNAの特定の部分を増やす手法です。検査が進まない理由が判然とせず、何故だと思いますか?という質問をしたのですが、道では滞っていません、という違和感大な答弁が。結局、検査機関や病院がパンクしないように国が止めていたけど今は医師の判断で検査ができるようになったとのことでした。
あらかじめ新型インフルのときに作られた行動計画(感染症が流行したときにどうするか)が作られていたのに使われなかったことについて。「国が特措法を改正するまで使えなかった」という答弁でした。せっかく行動計画が作ってあったのに意味ないです。ちゃんと使っている自治体もあったのに・・・。
・保健福祉部への質問 高齢者活躍支援事業・農福連携
『誰もが活躍できる社会』というわたしの思いがあり、質問しました。特に、今回の新型コロナウイルスで仕事がなくなって困ったという就労継続支援事業所からの相談と、一方で仕事を休む人が多くて人手が不足している農業経営者からの話があったので、ここをマッチングできればいいのにと思っていたところでした。高齢者活躍支援事業にしても、農福連携にしても、win-winな取り組みにも関わらずこれらを知らないという人が多いのが現状です。もっと周知して推進してよという内容の質問をしました。
ところで質問ではないのですが、「わたしの議員活動も元気な高齢者に支えられている」ということにも触れさせていただきました。質問の背景にある現状や思いについて「語り」を入れることも思いを伝える上で大事なことです。
その2につづく