連合北海道政策委員会学習会

連合北海道政策委員会第1階政策委員会学習会に参加してきました。

演題は『外国人労働者の権利侵害とその救済の実際』講師は神戸大学大学院国際協力研究科の斉藤善久准教授。斉藤准教授は以前に北海道大学で助手・講師を勤められていたということもあり、北海道になじみがある方です。

外国人技能実習制度が抱える問題については、失踪や事件・事故に巻き込まれるなどテレビなどで度々目にしたことがあり、北海道議会の中でも外国人労働者に関する質問が出ていました。

斉藤准教授は不当な条件で労働を強いられて助けを求めている技能実習生と対話をし、シェルターにかくまったり、連合と協働したりして問題解決に取り組んできた経過を非常に生々しく語られました。

今や農業や水産業は技能実習生なしでは成り立たないほどに重要な存在となっていて、彼らが安心して働くことができる労働条件を守っていくことは北海道の1次産業にとって重要な課題です。たいへん有意義な学習会を開催していただいた連合北海道のみなさまに感謝申し上げます。

いつもお世話になっているポールスター札幌