北海道女性議員協議会総会・研修会in千歳
北海道女性議員協議会が千歳市で開催されました。この協議会では毎年、党派を問わず道内の女性議員を対象とした研修、交流が行われます。開催地は道内各地持ち回りで、前回は室蘭市でした。
以前は政策提案と採択が行われていましたが、今回は課題に関する報告ということで、香害、LGBT理解増進計画、WINWIN(政界進出を目指す女性を資金面で援助するために設立されたネットワーク)の3件でした。わたしからの報告です。
・LGBT理解増進計画(性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解増進に関する基本的な計画)について。3年前に理解増進法が制定されたことに基づくもので、計画の内容は同様だが、SOGIという言葉が追記されている。
・当事者団体からは、3年も経過して遅すぎる、誹謗中傷対策がない、具体的な中身がないという指摘がある。
・反対する意見としては、女性スペースに関する課題があげられており、LGBT全体ではなくトランス女性に関することに限定されている。一部の過激な支援者や地方議員による偏った意見はどうかと思う。
・私の意見だが、女性スペースに関し、ほとんどのトランス女性はトラブルが起きないように気にしながら利用しており、そのリアルが認識されるようになってきている。私に直接何か言ってくる人はいない。一方で、当事者が法を盾に権力を振りかざしてあえてトラブルを起こすのはやめてほしい。当事者団体は計画に批判的(立場としては理解できる)だが、決まっていない分、自由度があるとも言える。今後、相談窓口の充実などを進める必要がある。
研修は次の3本です。
・研修①「女性活躍とリーダーシップ」
講師 陸上自衛隊第7師団 第2代チーフWAC 中谷直美様
自衛隊でまだ女性が事務職など一部の職域に限られていた頃に入隊され、当時は女性は数年で寿退社、免許の取得なども男性が優先されていたが、与えられた仕事をこなし、次の仕事を得ることで居場所をつくっていったという自身の経験、女性特有の問題を解決し、働きやすい環境を整えることを目的としたチームWACのこと、現在は配置制限がなくなり、育児休業、託児施設など整備が進められ、大部分の職域が女性自衛官に開放されたことなどについてお話しいただきました。
・視察 キリンビール千歳工場
挨拶 キリンビール北海道千歳工場 工場長 宮崎知宏様
・研修②「新千歳空港の発展と歴史~100種念を迎えるにあたり」
講師 千歳空港協会会長・前千歳市長 山口幸太郎様
新千歳空港の歴史についての話でした。
当初はシコツという地名だったが鶴が降りてくるところということから鶴は千年にちなんで『千歳』になった。高知からの入植が廃藩置県で撤退、室蘭海道ができて千歳には宿場ができて栄えたが、後に室蘭本線が開通して衰退、裏街道となった。鉄道を誘致し札幌本線が開通し、小樽新聞社がお祝いに観楓会を行った際に村役場がもてなし、お礼に千歳で飛行機を使って上空からビラを撒くことになり、千歳の村に飛行機が降りるよう手作りで2日間かけて200m×100mの滑走路をつくったことがはじまり。
話はそれにとどまらず、その後の空港誘致の経過についての話がありましたが、情報量が多いため割愛します。
以前の女性議員協議会はリベラル系の議員が中心のイメージがありましたが、今回は自民、参政など各党の参加があったことはとても意義があることだと思いました。来年は札幌市で開催予定です。


