道外視察4日目

道外視察4日目は原爆ドーム、平和記念公園、平和記念資料館。中学校のころの修学旅行以来30年ぶりとなりました。原爆で20万人(※)の方が犠牲になったことから、20万人の顔写真を新聞や雑誌を切り取って紙に貼って作った原子爆弾リトルボーイの模型を川原で焚き上げ追悼するという、今から思い出すと衝撃的な内容の修学旅行でした。資料館へも行ったのですが、当時はあまりに怖くて急いで走り抜けました。しかし強烈すぎる写真の数々はその後も目の奥に焼き付きました。

あれから30年、資料館はきれいに整えられていたのですが、あの写真は変わらずありました。それは歴史が示す変わらない証拠ということです。わたしたちの今は多くの方の犠牲の上に築かれたものであり、わたしたちはこのことを後世に伝えていかなくてはいけません。

犠牲となった多くの方に祈りを捧げました。

トンネルの向こうに平和の灯、その向こうに原爆ドームが見えます。

高校の頃の英語の教科書にもでてきたSADAKO

※当時の計算よるもので、その後、多くの方が後遺症等で亡くなられています。