インターン生活動記 3月6日

こんにちは!ふちがみ事務所です。

現在、ふちがみ事務所では、若者と政治を結ぶNPO法人ドットジェイピーの「議員インターンシップ」プログラムに参加する、3名のインターン生とともに活動を行っています。

3月6日 は札幌市博物館活動センターと札幌市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)を訪問しました。

札幌市博物館活動センターは、2001年11月に開設された自然系総合博物館の計画推進拠点です。「北・その自然と人」を基本テーマに、札幌の自然の成り立ちや生き物について学べる場を提供しています。自然史に関する調査研究や標本の収集・保管、展示活動を行い、多彩な企画を展開。近年ではAOAO SAPPOROとの連携による「昔と今をつなぐ海の化石」展示を実施しています。目玉展示の「札幌カイギュウ」は、約900万年前の地層から発見された国内最大級の全身骨格標本で、古代の海洋環境や生物の進化を知る上で貴重な資料です。展示を通じ、来館者は海洋生態系の歴史を学ぶことができます。

札幌市アイヌ文化交流センター、愛称の「サッポロピリカコタン」は、アイヌ語で「札幌の美しい村」を意味し、アイヌ民族の生活や歴史、文化を学べる施設です。​展示室には伝統衣装や民具など約300点が展示され、実際に手に取ることができます。​また、刺繍や木彫りなどの体験コーナーも充実しており、アイヌ文化への理解を深める場として親しまれています。

訪問後、インターン生がレポートを作成しました。

 

インターン生 茂川 晃介 さん

本日は、博物館活動センターにて見学させていただきました。
博物館活動センターではまず博物館とは何か、その言葉の意味や博物館はどのような活動をしているかについて教えていただきました。自分の想像している以上に活動していて重要な役割を担っているのだなと勉強になりました。見学については普段は入れないような場所にも入らせて頂き貴重なものを観ることができました。倉庫では様々なものが保管されており、興味をそそられるようなものが多数ありとても楽しむことができました。最後に展示物を観させて頂いたのですが学芸員さんの説明もあり、一日中いれるような内容の濃い展示でした。特に、カイギュウの骨格の展示は迫力があり、過去にはこんなに大きな生物が海にいたのかと子供心をくすぐられました。他にも興味深い展示が多数あり、また伺いたいなと思いました。
お忙しい中、案内等して頂きありがとうございました。

 

インターン生 佐々木 心奏 さん

本日は、アイヌ文化交流センターにて見学・体験をさせていただきました。
義務教育課程においてアイヌ文化に触れる事がありましたが、今回より詳しく案内やお話を伺うことができ、アイヌ文化について再び考えを深める貴重な機会となりました。
アイヌ民族は、直接的に自然と共に生きるからこそ神を敬ったり感謝することができるという部分が強く伝わりました。全てのものに魂が宿るという思想は、現代において環境保全等の為にも人々が理解し、意識していく大切な思想だと感じました。
アイヌ民族との関わりについては、搾取ではなく、共生していくこと、その為には、人々の無関心を避ける事が必要だと自分は考えます。無関心は偏見・搾取を容認する事に繋がり、自分に関係ないと考える事が、共生していく未来を奪うことになりかねません。関心を持たせ、知っていく事こそが共生に繋がるのではないかと考えさせていただきました。
ご多忙の中、ご丁寧な案内等ありがとうございました!

 

インターン生のみなさん、おつかれさまでした!

今回ご協力いただいた訪問先のみなさまに改めて感謝申し上げます。