第3回定例会 決議・意見書

第3回定例会が10月4日に閉会しました。

採択された決議は次の通り。

・ロシア機による領空侵犯に対する決議

これは9月23日に北海道礼文島北方上空を領空をロシア機が侵犯したことに対するもので、案文の趣旨説明の際に一部誤りがあり修正について会派間で調整が行われましたが、最終的には全会一致で可決しました。

こちらに掲載されています。

https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/gian/ketsugian/148984.html

採択された意見書は次の通り。

・オンラインを活用した接見交通の実現を求める意見書
・ロシア機による領空侵犯に関する意見書
・気候変動に対応した石炭の高度利用と産炭地域振興に関する意見書
・「予防のためのこどもの死亡検証(Child Death Review)」に関する意見書

こちらに掲載されています

https://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/gian/ikenan/148977.html

民主・道民連合から調整を行っていたが残念ながら全会一致にならず取り下げとなった意見書はこちら

・相次ぐ米軍構成員党による性的暴行事件の再発防止及び関係自治体への迅速な情報共有の徹底を求める意見書
・選択的夫婦別姓制度の早期導入を求める意見書

このうち非常に調整が難航したものは産炭地振興に関する意見書です。国の政策、COP28での採択に照らし、民主・道民連合として、当初は賛成は非常に困難という状況でした。一方で北海道には産炭地域があり、過疎化が深刻化しています。石炭火発を調整電源として位置付けること、ゼロエミッション(を目指す石炭火発であれば国やCOPとも整合がとれなくもないということで、会派間で調整・修文を重ね、合意に至りました。

こうしたやり取りは議会の表には出ませんが、水面下で非常に難易度の高い調整が行われています。これは政審筆頭としての重要な役割の一つです。