北海道女性議員協議会

北海道女性議員協議会 総会・研修会が、6月29日(土)に江別市で開催されました。

この会は68回目、コロナ禍で4年ぶりの開催となりました。会長は平出陽子道議(函館市)が務め、党派を超えた約80名もの女性議員たちが、全道から一堂に会しました。

基調講演では、菅原亜都子さんから興味深い内容が語られました。アイスランドの選挙事務所がおしゃれなカフェのような場所であることを例に挙げ、政治がどのように市民に身近なものとなっているかについて紹介されていました。また、日本における「オールドボーイズネットワーク」の問題や、人口減少を食い止める方策としての地方におけるジェンダー平等の重要性についても触れられていました。
※オールドボーイズネットワーク…主に高齢男性が形成する閉鎖的な社会的ネットワークで、特定の場面(例:喫煙所や飲み会)でのみ情報交換や意思決定が行われることを指す。

その後のパネルディスカッションでは、立候補する際の経験談や、江別市や室蘭市で女性議員が増えている背景について活発な意見交換が行われました。

今回の参加を通じ、非常に貴重な学びと交流の機会となりました。事務局のみなさまのご尽力と、参加議員等の方々との出会いに感謝し、今後も地方自治におけるジェンダー平等という重要なテーマに対して知見を深め、取り組みを進めていきたいと思います。