産炭地振興・エネルギー調査特別委員会道外調査 3日目 ブルーカーボンクルーズ

産炭地振興・エネルギー調査特別委員会道外調査3日目 1月24日 ブルーカーボンクルーズ
藻場・浅場等の海洋生態系に取り込まれた炭素はブルーカーボンと呼ばれ、二酸化炭素の吸収源の大きな一角を占めています。吸収源となる生物として認められているものは海藻や海草などですが、国連ではソフトコーラルをブルーカーボンとして認めていません。那覇市のマリン観光開発ではソフトコーラルを中心としたサンゴの群生もCO₂を吸収しているブルーカーボン生態系であることを実証するため、水中観光船を用いてデータを収集し、研究機関に情報提供しています。

ブルーカーボンクルーズでは海中の二酸化炭素濃度を測定しながら、乗船場からサンゴの群生地に向かいます。乗船場と比較し、群生地では60ppm程度の二酸化炭素濃度の減少がみられました。

ソフトコーラルがブルーカーボンと認められればサンゴの海を守ることになるとお話しされていました。