予算特別委員会 3日目
予算特別委員会分科会最終日、午前は委員長を務め、午後から総務部に質問しました。質問項目は
・道有財産の活用について
・議員の呼称について
・道職員の処遇について
道有財産の活用は現在みずほ信託銀行を受託者として信託契約しているプレスト1・7について。信託契約の終了が近づき受益権を売却する予定だったものが信託期間1年延長を提案されている件。築30年が経過し、このまま20年保有し更地にする場合は収入13億、更地にして活用すると18億の負担が生じる一方、受益権のまま売却すれば20億円と数字で示されました。
議員の呼称については、希望する議員は「先生」でなく「○○さん」と呼んでもいいのでは?という質問。道職員は基本的に私たちのことを「先生」と呼ぶ慣習です。特にそういう取り決めがあるわけではないようです。個々の関係で対応するものという見解が示されています(希望すれば「○○さん」でもよい)。質問後によろしければ「渕上さん」と呼んでくださいと伝えました。
道職員の処遇については、同性カップルへの扶養手当等に関する質問です。支給している県もあり、必ずしも国の考えに準拠しなくてはいけないわけではありません。次期北海道雇用・人材確保対策基本計画の中には性的マイノリティが入ることになり、次期総合計画でも人材や働き方の多様化にも含まれると考えられます。同性カップルを除外することはこれらの計画と相反するのになぜ「国の考えに準拠する」ことを道は選択するのか。再検討すべきではないかという質問でした。支給してもそれ以外の特段の不利益や懸念はないようです。なのになぜ拒み続けるのか、非公式な場でに聞いてみたところ、h30に「国の考えに準拠する」という道の考えが決められ、それがずっと続いており、各計画の策定や支給する県が増えていることなど、以前から状況が変わっているが変更する考えがないとのこと。全く平行線の残念な答弁でした。昔の決め事が、その決め事を守ることが目的になってしまいひとり歩きしていると指摘しました。
ところで、今日はちょっと変わった斜めのネクタイっぽいものを首に巻いています。とても気に入っています。