登別市の事業者の社内研修での講話
LGBTQに関する社会的な関心が高まっており、事業者 各種団体等から講演の依頼をお受けしています。今回は登別市の企業さんからの依頼で講話を行いました。こちらでは昨年に札幌市のLGBTフレンドリー指標制度を☆3つで取得されています。要件のひとつに社内での研修に関する項目があり、昨年に引き続き今回、2回目の研修となりました。
「わたしは差別しないから」という表現をよく聞きますが、そういう人に限って・・・、ということはよくあります。だれでも無意識のうちにだれかを傷つけているかもしれません。自分が知らないことを知り(無知の知)、もし指摘されたらそこから学び、理解者になるスタンスが大切です。また同時に、そのような人には寛容である方が多くの理解につながると思います。
話の後に質疑応答の時間が設定されているがよくあります。全体の中で手をあげる方もいらっしゃるのですが、会が終わったあとで個別に質問をいただくこともよくあります。具体な相談を受けることがあったり、逆に成功例の情報提供など私としても大変勉強になることがあります。
今回お招きいただきました企業のみなさまに感謝申し上げます。このような取り組みが一層広がることを願っています。