環境生活委員会で質問する トランスジェンダーバッシングについて

このところのトランスジェンダーに対する根拠のない偏見や不安を煽る言論には目に余るものがあります。トランス女性が自認する性に基づき女性用の施設(トイレや更衣室、入浴施設など)を利用することに関し、道はどのように考えるか伺いました。

答弁では、自認する性に基づいて施設を利用することもあると認識、様々な施設において本人の意向を尊重し、周囲の理解の下、施設の状況を勘案して個別に対応方法を検討していくことが重要、トランスジェンダーを含む誰もが施設を安心して使用できる環境づくりに努めるとありました。

わたしからの指摘についてですが、
・性犯罪を懸念する意見があるが、
①トランスジェンダーによる盗撮や痴漢などの事例はない
②トランスジェンダーが性自認によりトイレを使用しても性犯罪増加につながっていないことが示されている
このことから、性犯罪への懸念は偏見である。私たちが女性用の施設を利用するのは性自認に基づくからであり、中にいる女性に関心があるわけではない。
・戸籍の性別に基づいて利用するべきとの意見があるが、トランス男性に女性用の施設の利用を強制すれば逆に混乱が生じる。
トランスジェンダーが自認する性に基づいて施設を利用することもあるということについて、理解が深まるよう道民のみなさまに理解を求めていただきたいと指摘しました。

LGBT

前の記事

虹の集い 北大祭
活動報告

次の記事

咲む(えむ)