議員と札幌大学学生との意見交換会

議員と札幌大学学生との意見交換会が北海道議会と札幌大学をオンラインで結んで開催されました。テーマは
1 新しいジェンダー教育~学校教育に大学生がジェンダー平等について気軽に語れる場所をひらく~
2 新しい教育の提言~地域社会に大学生が中高生と生き方について学び合う対話の場をひらく~
で、わたしは1の方に参加しました。

学生の方より、大学でのLGBTQ+に関するアンケート調査の結果の報告や授業実践例、提言などの説明の後、議員と意見交換という内容でした。LGBTQ+やSOGIについてとても深く理解されている説明で、「SOGIの観点から性別にとらわれない生き方の提案をもっと広めたい」など提言にはとてもうなづけるものがありました。

私からは、学校での制服選択性の非対称性(MtF・男子は選択できない)の問題や、就職採用など事業者の理解に関することについてお話ししました。他会派の先生方からも発言がありましたが、憲法13条のことや、経営者からの意見、日本における夫婦同姓のことなど、ジェンダーについてとても理解されていることが感じられる発言でした。

これから社会にでる学生が動かす時代になると、私たちLGBTQ+は今よりももっと生きやすくなるのではないかという希望が持てる意見交換会でした。参加された札幌大学の学生の方方、札幌大学地域共創学群の荒木奈美先生、議員の方、企画運営された北海道議会政策調査課に心より感謝申し上げます。