環境生活委員会随時調査 1日目

12月23、24日の日程で環境生活委員会道内調査が行われました。環境生活委員会では文化に関することも所管しており、今年の7月に世界遺産に登録された北海道北東北縄文遺跡群に関することが今回のテーマです。1日目は入江・高砂貝塚と縄文文化交流センター。

入江貝塚の貝層露出展示施設では貝塚の地層が再現されています(写真1枚目)。どのようにして再現されているのか聞いたところ、地層に布を貼ってはがして持ってくるとのことでした。見つかった人骨の中には小児マヒで十数年間寝たきりだったと思われるものもあり、介護が行われていたと考えられています。

写真2枚目は函館市縄文文化交流センター。縄文文化は13000年程と長期に渡り、世界でも類を見ないのだそうです。縄文文化は狩猟採取漁労で農耕は行われず、争いが少なかったことが長期間続いた要因で、現在のSDGsの考えにも通じると説明がありました。

縄文文化は学術や観光などの面でも価値があることですが、深く読み取っていくと13000年の時を越えて現代人に示唆するものがあります。

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