昨日の臨時会の報告

昨日の第1回北海道議会臨時会で、219億4100万円の補正予算が全会一致で可決しました。私たちの会派、民主・道民連合からの質問についてお伝えします。

○私から提出した質問について
・個人事業者等が何の補償もなく休業させられる件について
具体な支援策についての答弁はありませんでしたが、経済産業省が検討している月次支援金の活用促進について示されました。こちらです。
https://www.meti.go.jp/covid-19/getsuji_shien/index.html
・事業者の感染防止対策にかかる費用負担について
アクリル板や換気扇などの設置、アルコール消毒液やマスクなどの購入費用の補助を求めたものです。昨年も行った地域商業ウィズコロナ対策支援事業を今年度も受け付けていることが示されました(5月6日から)。これは商店街や団体などが対象で、所属していない個人商店などは対象とならないことが問題で、対象範囲拡大を引き続き求めていきます。商店街などに加入されている方についてはこちらをご活用ください。6月30日までです。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/csk/r3with.htm

○緊急事態宣言について
緊急事態宣言を出さなかったことについて、多くのかたから疑問の声が上がっていました。知事は緊急事態宣言が都道府県単位であることから、まん延防止等重点措置を適用したと説明していましたが、私たちの会派は都道府県単位でなくても緊急事態宣言を出せる可能性がある根拠を示し、地域単位でのまん延防止と緊急事態宣言のハイブリッドを方式求めました。答弁ではまん延防止の地域を石狩・小樽・旭川に拡大するとのことでしたが、このあと急展開を見せます。

知事が緊急事態宣言を国に要請するという報道(議会が行われている時間)

国が対応を見送る方針

一転して国が北海道にも緊急事態宣言を出す方針

結果として私たちが求める方向に話が進んだのですが、議会議論は何だったのだろう・・・と複雑な気分になりました。