一般質問 (コロナウイルス・性的マイノリティ関連の質問)

一般質問を行いました。今回もたくさんの質問を持ち時間20分に詰め込みました。主なものの概要をお伝えします。

新型コロナウイルス感染症関連の質問

質問 新型コロナウイルス感染症のワクチンについて、接種しているしていないで不当な扱いをしないでということを呼びかけてほしい。
答弁 不当な行為の防止を徹底するためホームページやSNSで発信する。

質問 感染防止・事業継続に取り組む事業者支援(法人20万・個人事業者10万)について。営業当初からコロナで打撃を受けている事業者は持続化給付金も何も当たらないという声がある。支援の対象にするよう制度設計に反映してほしい。
答弁 支援が広く行き届くよう取り組む。(議会議論中で3/25の議決で対象範囲確定)
指摘 時短要請されていない(もともと午後10時までなど)飲食店も打撃をうけている。接待を伴う飲食店に従事する個人事業主や美容室、花屋、ドライバーなど声を聞いて対象範囲に反映してほしい。

質問 ニュージーランドではゲノム解析で感染経路を特定し、そこに効果的に対策をすることで感染拡大を抑え込み経済再生につなげている。ゲノム解析についての認識を伺う。
答弁 感染状況を客観的に評価する方法として有効と認識。道立衛生研究所にシークエンサーを導入した。

性的マイノリティに関する質問

質問 道立病院での問診票について。患者に性的マイノリティがいる前提で見直してほしい。
答弁 性別を削除するなどとした。

質問 病院での困りごとについて性的マイノリティ当事者団体から意見を聞く機会をつくってほしい。
答弁 当事者が安心して受診できるように意見を聞く機会を設ける。

パートナーシップ制度や人権については環境生活部が所管していますが、課題は多岐にわたります。なので今回は、違う角度からも取り上げました。

質問 宅建士の法定講習の法定講習で人権のところを省略しないでほしい
答弁 団体に働きかける

質問 医療機関における入退院手続き等について明石市のファミリーシップ制度についての認識は?
答弁 ファミリーシップ制度も子どもを家族として認める一助となる。

質問 パートナーシップ制度は移住先として『選ばれる北海道』につながるのでは?
答弁 市町村のパートナーシップ制度といった魅力ある自治体の制度を打ち出していくことも重要と認識。

質問 人権施策は観光地として選ばれる北海道につながるのでは?
答弁 観光施策の推進に有意義

それぞれ所管する部局は違いますが、パートナーシップ制度や人権施策の意義について真剣に考えていただきました。温度差はあれど、いずれもポジティブな認識が示されました。

性的マイノリティ以外も様々な質問をしているのですがそれについては後ほどまたお伝えしたいと思います。

つづく

白く波打っているように見えるのはアクリル板です