環境生活委員会道内調査2日目

環境生活委員会委員会道内調査2日目午前はキウス周堤墓群。北海道・北東北17ヶ所にある縄文遺跡群のひとつで、千歳市にあります。写真は新千歳空港から出土した動物形土製品です。他に類似したものがない個性的か形状で、海獣にも鳥にも見えますが、何の動物か、あるいは仮想上の生物なのか、分かっていません。

午後1ヶ所目は厚真町の富里浄水場。2年前の9/6に発生した胆振東部地震により、完成してわずか2ヶ月で被災。耐震化をしていて建物自体が無事だったこと、旧い施設をまだ取り壊していなかったので再稼働できたことが早期復旧につながったそうです。また宮坂町長より、崖の工事・道路の整備・施設の復旧を一括して道で行ったが、そうでなければもっと時間がかかっていたとのお話がありました。

午後2ヶ所目はむかわ町。2003年にむかわで全身骨格化石が発見されました。むかわ町も胆振東部地震で被災しましたが、復興のシンボルとして恐竜ワールド構想の取り組みが進められています。写真は実物大のレプリカで体長8m。むかわ町立ほべつ博物館にも入りきれないのだそうです。圧倒的な迫力に化石ファンのみならず、多くの人の心を捉えそうです。

午後3ヶ所目はウポポイ。夜しか見ることができないプロジェクションマッピングを見ました。アイヌの創世神話が体験型交流ホールの壁面に映し出されました。

動物形土製品(正面)

動物形土器(横)

工事完了した富里浄水場山側斜面

全長8mのむかわ竜のレプリカ

ウポポイのプロジェクションマッピング