専決処分か臨時会か

以前の休業要請に対する給付金の案内に小さな文字で『道議会で可決された場合に実施』という文言があったのをおぼえている方もいらっしゃるかと思います。4/28の臨時会の議会の承認を経て決定しますという意味です。12日の知事の記者会見で発表されたこと(追加の支援金の話など)についても同様なのですが、今回はそのような文言は入っていません。議会の承認を経ないパターン、専決処分も想定されるからです。

専決処分・・・早く決めることができるというメリットがある。民意がきちんと反映されないデメリットがある。

記者会見で示された案は、コロナの影響で当面中止になったものや不急なものの予算を見直す(組み替えという)が反映されていません。財政調整基金(※)を取り崩す前に予算の見直しが必要ではないか、6月以降の執行なので道民の皆さんの手元にお金が届く時期には影響ないという観点から、わたしたちの会派は臨時会の開催を経るべきという考えです。

専決処分となるか、臨時会を経るか、またこの場を通じお伝えしていきたいと思います。

※地方公共団体における年度間の財源の不均衡を調整するための基金