環境生活委員会でコロナに関する人権問題について質問する

本日は常任委員会が開催されました。私が所属するの環境生活委員会。暮らしや消費生活、文化・スポーツなどを所管します。アイヌ文化に関することや人権についても扱います。今回の委員会で私からの質問は新型コロナウイルス感染症に関する人権課題について。4月10日の記事でも触れましたが、感染した方や、医療従事者、そのご家族の方などに対し不当な扱いや嫌がらせ、差別や偏見が報道されています。このような人権の侵害はあってはならないことです。とてもわかりやすくポイントだけを言うとこのような内容。

渕上「人権への配慮について、CMや記者会見などより効果的な方法で道民の皆さんにお願いすべきでは?」

環境生活部長「これまでも感染症予防計画に基づき取り組んできた。ホームページやSNSなど各種広報媒体を活用してよりわかりやすく意識喚起を図る。記者会見などの機会を通じて正確な情報発信と人権の尊重に努める。」

渕上「ドラッグストアの従業員への罵声やや宅配業者への暴言、行き過ぎた自粛警察などが報道されている。緊急時や災害時は特に人権の侵害が表面化する。北海道人権施策基本方針の見直しの中に反映させていただきたい。」

人権の侵害はときにコロナよりも大きなリスクともなり得ます。コロナに関することで不当な扱いや差別を受ける人がこれ以上出ないことを願っています