新任議員研修会
8月21日。朝一で飛行機に乗り新人研修を受けてきました。この日も日帰りのハードスケジュール。
- 二元代表制:金井利之(東京大学大学院法学政治学研究科教授)さん
二元代表制(議員も首長も住民から直接選挙で選ばれること)の限界を指摘した講演では、首長も選挙で選ばれているので二元代表だと首長にパワーバランスが偏りがちになる。なので、議員はしっかりやって行きましょうと提案をうけました。
- 地方税制:関口智(立教大学大学院経済学研究科教授)さん
「住民のニーズを汲み取り、受益感の希薄さが納税回避になる悪循環を断ち切るために住民に説明していく必要性がある」と現在の状況の説明を頂きました。
また、他の議員から「地方独自の税を導入する際の注意点」の質問が出たのですが、これは北海道でも導入が検討中なものでタイムリーと思いました。関口先生からは「観光税など、どの事業者に徴収させるかが重要」と回答が出て、わたしは「北海道ではどこの事業者に徴収させるのかな」と、考えていました。
- 議会の仕組みと運営:内田一夫(前全国都道府県議会議長会事務局次長)さん
これは道議会議会第2回で学んだ内容と同じものでした。今回の研修会に出席して思ったことは、金井さん・関口さんの話は1期生向けとは思えない難易度だったと思いました。今回の研修会では触れられませんでしたが、わたしは、SNSを使った活動方法や注意点、スピーチの方法ついて、また公職選挙法で検挙された例など、もっと具体的で実践的なものがあればいいなと思いました。