同性婚訴訟2回目
7月8日同性婚を求める裁判の2回目が開催されました。1回目は原告側の弁護団からの「同性婚を認めないのは憲法の『法の下の平等』と『婚姻の自由』に反する』という内容の弁論でした。今回は検察から提出された反論の内容についての質問がなされました。傍聴席はほぼ満席。弁護団の方が言うには、傍聴者が多いほど裁判に圧をかけることができる、ということでした。傍聴していても何のことやら難しい内容だったので、後に報告会が開催されました。裁判の内容をざっくり言うと
検察「憲法が想定していないから同性婚を認めなくていい」
という内容で、これに対し、
弁護団「想定とは、『同性婚を想定していない』ということ?あるいは『同性婚を認める法律をつくること』を想定していないということ?」
という質問がなされた、ということです。
同性婚を認めない理由はたった一つ、『両性』という言葉だけ。同性婚を認めていったいだれが不利益を被るのでしょうか?だれがどんな動機で同性婚を認めないのでしょうか?検察の反論のどこにも書いてありません。
次回は10/16(水)に行われます。判決には世論が大きく影響します。たくさんの人に関心を持っていただき、傍聴に来ていただければと思います。