教育に関する視察(東京) 2日目 EDIX
2日目は東京ビッグサイトにて開催された教育分野の展示かいイベントEDIXにて視察を行いました。教育に関連するありとあらゆる企業が参加していて、最新の製品が展示されていました。特に多かったのはメタバース、電子黒板で、そのほかにも避難所運営にも対応した体育館の空気清浄機、老朽化した床の上に直接貼れる高性能の床、探求学習の企業マッチング運営会社、外国人の児童生徒に対応するための同時翻訳をするAIなど様々な製品が展示されていました。また、外国企業の参入も見受けられました。
翌日に東京都庁でメタバースを活用した不登校支援について意見交換を行う予定があったこともあり、いくつかのブースで説明を受けました。オンライン授業や不登校支援などに有効であるほか、自分のアバターをカスタマイズできる、空間内のコンテンツにゲーム性があるなど様々な工夫がある一方で、いずれも初期・運営・コンテンツ追加の際の費用が高く、一つの学校や自治体で導入するにはハードルが高いように思いましたが、2Dであればいくぶん安く抑えられ、北海道でも一部の自治体で導入されているとのことでした。
ところで指導者向けの製品のフロアでは、女性の制服がボディコンスーツなどジェンダー観に疑問を感じる企業も少なからずありました。ジェンダー平等への姿勢が子ども向けと大人向けで違うようです。