中央要請

12月16日に今年2回目の中央要請を行いました。民主・道民連合では役員により年に2回程度、国の各省庁に対する要請行動（中央要請）を行っています。要請内容について道内選出の立憲の国会議員と打合せを行い、各省庁の理事者に説明します。今回は政策審議会筆頭副会長のわたしからの説明となりました。

要請の項目は次の通り。

厚生労働省
・地域医療の確保
・医師・看護師等の確保
・カスタマーハラスメント対策の強化
・マイナ保険証への移行

文部科学省
・教員の働き方改革の推進
・教員の人材確保
・学校の指導・運営体制の充実

国土交通省
・安定的な鉄道ネットワークの構築
・北海道新幹線の整備促進

総務省
・地方創生の加速化及び地方分権の推進
・地方行財政の安定的運営の確保

なお、時間の都合で行けなかった省庁もあり、文書のみでの要請となりました。

・物価高の長期化に対する影響緩和（農林水産省、経済産業省）
・実質賃金の増加（経済産業省（中小企業庁））
・食料安全保障の強化（農林水産省）
・安定した所得を確保する仕組みづくり（農林水産省）
・多様な担い手等の育成・確保（農林水産省）
・子ども・子育ての政策の強化・拡充（こども家庭庁）

各省庁とも予算確保に関することが多くみられました。こちらの要請に対し理事者からの説明がありましたが、私の印象としては、理事者としても想いがあり、進めるべき政策の方向は見えているものの、いかに予算を確保していくかには苦慮しているようでした。行政の執行方針や予算の優先度は国会の議論によって大きく影響を受けます。そのような中、逢坂代表が「私たちはみなさんの応援団です！」と度々発言されていたのが印象に残りました。