予算特別委員会知事総括

昨日、予算特別委員会知事総括が行われました。質問者は小泉真志委員(十勝地域)、質問項目は次の通り。

一 地方創生等について
(一)これまでの取組について
(二)市町村戦略支援について
(三)知事によるJRやバス乗車の実践について
二 北海道創生総合戦略並びに地域振興条例について
三 物価高騰対策について
(一)ニーズに応じた支援について
(二)対策のスケジュールについて
四 宿泊税について
(一)倶知安町との協議について
(二)市町村との連携について
五 子どもの居場所づくりについて
六 (仮称)北海道こども基本条例について
(一)子どもの権利について
(二)救済機関について
七 しょうがい者を支える体制づくりについて
八 高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定に向けた文献調査報告書について
九 相互理解に基づくヒグマ対策の在り方などについて
十 持続可能な農業について

今回の主な議論です。

宿泊税について
宿泊税について、道では段階的定額制での導入を検討しています。一方、すでに導入している倶知安町は定率制で、事務負担の点から、異なる2つの課税方法が混在しないよう措置を求めていました。当日の朝、知事と倶知安町長が電話で協議し、定率制で導入している自治体はには課税せず、道の課税相当額を道に交付することで合意しました。あまりに急な方針転換で、道議会はもとより、関係事業者、導入を検討している自治体に丁寧な説明、十分な議論がなされておらず、課題も明らかになっていません。このため民主・道民連合は、条例案を一度撤回し、協議時間を確保して再提案することを求めています。これに対し「条例案の修正も必要であり、対応について道議会に相談してまいりたい。」との答弁であり、この定例会中で可決する方向を変えない姿勢です。