芦別市総合福祉センターで講演
7月20日(木)、芦別市人権擁護委員会主催「LGBTQと人権」と題した講演会が行われ、講壇に立たせていただきました。
講演前には、芦別市長のもとへご挨拶に伺いました。
市長は私が取り組んでいる交通安全運動についてもネット上の投稿をご覧いただいて、とても嬉しく思いました。芦別市ではパートナーシップ制度導入についても検討されているとのことでした。
ライオンズクラブ・ロータリークラブなど地域の事業者、町内会、市役所の職員の方々など幅広い立場や業種の方々にご参加いただきました。そして、市長、副市長、教育長が最前列に座って、最後まで熱心に聞いてくださりました。私もこのような経験は初めてで、芦別市のみなさんの関心の高さを肌で感じ、私も大変うれしい限りです。
講演のスライドでは、
私の小さいころから今に至るまでについて、写真を紹介したり、
人権とは何か、北海道での人権の取組、LGBTQとは何か、教育、家庭、地域、医療、会社などでの課題と取り組み、同性婚とパートナーシップ制度、LGBT理解増進法と経産省で女性用トイレの使用に関する最高裁判例など、LGBTQをめぐる様々なニュースを紹介したりしました。
また、地域のみなさまに身近な内容もご紹介しました。
GID(性別不合 / 性同一性障害)の診断書を出せる病院が道内では5か所あるのですが、うち2か所は芦別市のある空知地域にあります。
参加者さんはそう言った話題にも興味をもっていただけた様子でした。
質疑応答の時間では、このような質問があった
・幼稚園のころ「おかあさんになりたい」と思っていたとのことだが、大人になってもその思いはあったか?
・議員になって、両親は今のふちがみさんを見てどう思っているか?
トイレの使用のことなど厳しい質問が出るかと思ったものの、いただいたご質問はほっこりする内容で、参加されたみなさまの温かさを感じました。
開催にあたり準備・運営に関わられたみなさま、ご参加いただいたみなさまに心より感謝を申し上げたいと思います。