3.8国際女性デー全国統一北海道集会 街宣・募金活動
3.8国際女性デー全国統一北海道集会がロイトン札幌及びオンライン開催されました。国際女性デーとは女性の政治的自由と平等のために行動する記念日と位置付けられ、賃金・労働条件の向上を表す「パン」と女性の尊厳・人権の確保を表す「バラ」をシンボルに世界各国で様々な行動が展開されています。
基調講演では連合総合政策推進局の井上久美枝総合局長により女性の働き方~誠也ライフスタイルに中立な税・社会保障の確立に向けて~と題し講話が行われました。この中で、すべての者が加入する所得比例年金制度の創設や、人的控除(配偶者控除を含む)・所得控除の見直しなど、働き方中立的な社会保険制度等のあり方に関する連合の考え方(たたき台)が示されました。
この集会では次のアピール案が採択されました。
集会アピール案
3 . 8国際女性デーは、1857年、ニューヨークの被服工場て多くの女性が亡くなった火災事故をきっかけとして、3月8日に行われた低賃金・長時間労働への抗議行動が起源と言われています。
そうした原点に思いを馳せながら、今日、私たちはwebて、そして 3年ぶりに対面でも集い、「2 0 2 3春季生活闘争3 . 8国際女性デー全国統一行動北海道集会」において、春季生活闘争てもジェンダー平等・多様性推進の取り組みをさらに加速させていく決意をあらためて確認しました。
本年の3 . 8国際女性デー全国統一行動のテーマは、
“今こそChange, Challenge, Movement! ~社会のすべての仕組みにジェンダーの視点を~ ”です。
世界的には、意思決定過程に女性がいる光景が決して珍しいものてはなくなり、むしろ、意思決定過程に女性がいない光景の方が、奇異の目で見られる社会になってきました。
一方、日本ではそんな当たり前の光景がまだ多くの場所て見られないばかりか、ジェンダー主流化や、多様性を認め合う流れに逆行するかのような差別、人権侵害が後を絶ちません。
日本は今こそ、ジェンダー主流化を加速させ、遅れを取り戻す必要があります。性別、年齢、国籍、障がいの有無、就労形態などにかかわらず、多様性を認め、だれもが等しく力を発揮できる環境が整備され、すべての人が互いに支え合える社会を一刻も早く実現するために、私たち労働組合も一層の努力が求められます。
本集会に集まった一人ひとりの行動て、すべての人たちの人権を尊重し、平等に、安心して働くことがてきる社会をめざしましよう。
2023年3月4日
連合2 0 2 3春季生活闘争3 . 8国際女性デー 2 0 2 3年3月4日全国統一行動北海道集会
集会のあと、三越前にて街宣行動を行うとともに、トルコ・シリア募金活動を行いました。