予算特別委員会3日目 道教委

予算特別委員会3日目道教委に質問しました。

一 性的マイノリティに関する諸課題について
(一) 進路指導ついて
(二)管理職向けの研修について
(三)地域社会との連携について
(四) PTAなどでの取り扱いについて
(五)ポスターや本などの啓発資料の設置について
(六)にじいろガイドブックの活用について

二 就学前におけるひとりひとりの個性を尊重する教育について

学校では多様性を認め合うことについて教える一方、進路指導の段になるととつぜん「男らしく、女らしく」といった内容を含む指導が行われることがあります。就職に有利になるようよかれと思ってのことだと思いますが、その結果就職できたとしても、ずっと本当の自分を押し殺して生きていくことがその子にとって幸せか考えていただきたいです。先生方には、決して怯むことなく、子どもたちに、自分たちの世代で社会を変えていくんだ、という勇気を与えていただきたいと思います。

ところで、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の予算特別委員会でたびたびにじいろガイドブックについて質問しています。これは道が今年3月に、企業や団体、自治体の職場の皆様に、性のあり方の多様性を理解し、認め合う職場づくりに活用するために作成したものです。あらゆる場を通じて人権啓発を推進するとありますのであらゆる部局に投げかけました。それぞれ周知する、周知してきたとの答弁で、今後、研修機会の確保や就業規定の改定などの展開につながる第一歩と受け止めています。