ヒグマ対策関係者会議
円滑なヒグマ対策の推進に向け、関係者における情報や意識の共有、連携の強化を図るために令和4年度ヒグマ対策関係者会議が開催されました。昨年6月に札幌市東区の市街地にヒグマが出没し、4名の方が怪我をされ、7月に緊急関係者会議が開催されました。前回に引き続き参加させていただきました。
ヒグマによる人身事故の発生状況や北海道ヒグマ管理計画(第2期)、ヒグマ出没時・人身事故発生時の対応について説明がありました。前回は市街地に出没した場合の対策を検討することが確認されました。今回あらたに、市街地に出没した場合、緊急対応型問題個体とすることができるようになりました。
質疑応答の中で、私立幼稚園・保育園への緊急時連絡についての質問がありました。これについて防災連絡で対応、もれがないか市町村に確認するとのことでした。
また、猟友会の方からは、
引き金を引くのに全責任を負う。我々がボランティアで出て、撃つ方向などで検挙されてしまう懸念があるので協議してもらいたい。
との意見がありました。
ヒグマが動き出すシーズンを迎えています。昨年のような被害が起こらないよう一層の対策推進に努めたいと思います。