環境生活委員会で質疑・質問する 

今日の環境生活委員会で行った質疑・質問(※)についてお伝えします。

東京2020オリンピックの札幌開催についての報告に対する質疑
感染症対策の検証について
札幌でマラソン・競歩が行われるにあたり、沿道での観戦自粛を求めていたが多くの人が沿道で観戦していたことが報道されました。感染拡大とのの因果関係や感染対策が十分だったかについて検証することを求めた質疑に対し、検証しないことが示されました。また、検証を組織委員会に求めることもしないことが示されました。
この件については第3回定例会の民主・道民連合からの代表質問でも引き続き追及する予定です。

パブリックコメント中のヘイトについて
6月の環境生活委員会での議論の続きです。人権施策推進基本方針の改定の際に行われたパブリックコメントに「同性愛者同士の結婚は認められない。子供が同性愛を理解できずに精神的な苦痛を強いられるため、同性愛者同士には養子を禁止すべき。」との意見がありました。パブリックコメントで人を傷つけるものは公表から除外すること、除外できないものについても意見を取り入れないだけでなく道の意見として「許されるべきでない」など示すことを求めました。パブリックコメントの実施要領では「計画の案と直接関係ないもの『等』」は除外できることになっていますが、『等』で人を傷つける表現を除外できるかが問題となりました。最終的には誹謗中傷については適切に対応するとの答弁がありました。
養子禁止のパブリックコメントで傷ついた同性愛の方はたくさんいらっしゃると思います。ほんとにこの「適切に」で今後きちんと人を傷つける表現を除外なり反論するなりしてくれるのか?と思われるかもしれませんが、ここに至るまでに度重なる大激論があり、このあたりが限界とご理解いただければと思います。

※報告されたものに対するものを質疑、それ以外のものは質問として取り扱われます。

↓今日はさっぽろレインボープライド2021のリストバンドをつけています