泊原発視察

北海道原子力防災センターと泊発電所(泊原発)を視察しました。

防災センターでは緊急時に参集要員が1週間、施設内で対応にあたることができる体制が整えられています。入口と出口の導線がわけられ、入口では放射性物質が施設に入らないように設備が整えられています。会議室では通常のネット回線のほかに緊急時用のセキュリティの高い回線を使って外部とモニターで連絡を取り合うことができるとのことです。

泊発電所では、タービン建屋や使用済み燃料プールなどを視察しました。セキュリティがたいへん厳しく、途中で何度もチェックをうけました。写真の撮影が不可だったので載せることができませんが、東日本大震災以来、原子炉は停止中で、タービンも停止していてプールのあるフロアでは作業員により低レベル放射性廃棄物の処理が行われていました。説明の中で早期に再稼働をさせたいとの話があったのですが、活断層の調査が続いている一方で1号基と2号基の耐用年数が迫っている中でたとえ1年でも稼働させるのか?と質問したところ、「20年延長を視野に入れている」とのことでした。

今週末には原子力防災訓練が行われます。こちらも参加したいと思います。

原子力防災センターにて

とまりん館にて