予算特別委員会 1日目

9月29日、10月2日、3日の日程で予算特別委員会分科会が行われます。1日目は公安委員会、出納局、道立病院局、保健福祉部所管の各部審査が行われました。わたしからの質問は次の通り。

・新型コロナウイルス感染症等への対応について
・電通北海道による過請求事案について
・困難を抱える女性への支援について

このうち会派としての質問は新型コロナウイルスと電通。

新型コロナウイルス感染症等については、道独自の注意喚起の基準や運用の策定、再拡大時の体制、感染症対策に係る訓練、新たな感染症への備え、同時並行的に次期「北海道感染症予防計画」の策定について取り上げました。

電通北海道の過請求事件は、すでに代表質問でも各会派からとりあげられています。大手広告代理店、電通グループの子会社「電通北海道」が、道から委託を受けた新型コロナ対策のコールセンター業務で、およそ1億5800万円を過大請求していた問題です。道は「見抜けなかった」と答弁を繰り返していますが、私たちの会派では以前に東京五輪を巡る問題などで電通北海道の親会社電通による各種の不正事案について取り上げており、「電通と電通北海道は別会社」と暢気に構えるのではなく点検・確認すべきであったと考えています。道は電通北海道を6か月、電通プロモーションエグゼを12か月の指名停止措置を行っています。

困難を抱える女性への支援については、来年4月に施行される困難な問題を抱える女性への支援に関する法律に関することです。道では女性の自立をサポートする女性相談援助センターを設置しています。法の施行により困難を抱えるすべての女性を受け入れることが求められており、関係機関、民間団体その他の関係者により構成される支援調整会議の設置が予定されています。民間の支援団体からこれまで、一時保護までのハードルが高すぎること、札幌市との連携をとる必要があることなどが指摘されています。法の施行に向けて民間団体とのよく意見交換をしながら進めていただきたいと思います。

なお、妊娠に不安を抱えた方への相談支援体制について質問をする予定でしたが、すでにこの案件は進行中ということもあり、今回は取り下げました。

午後の後半に副委員長を務めました。再質問や答弁者変更などが数回ありましたが、概ね想定内でした。副委員長は昨年3月に続いて2回目。理事者・委員のみなさまに円滑な進行にご協力いただいたことに感謝します。

10/2は私からの質問予定はありませんが環境生活部所管の質疑が予定されています。質問の一部を依頼した菅原委員・川澄委員を自席から応援します。

写真はお昼に食べた道議会食堂のホタテのクリームシチュー。道議会食堂ではホタテ応援メニューが提供されています。

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