予算特別委員会各部審査2日目
予算特別委員会各部審査2日目。今日は午後の前半に委員長を務めました。開始と終了の宣言や発言者を指名が主な役割に見えるのですが、イレギュラーなことが起こった場合には適切に対応する立場にあります。なので、委質問者と説明員(答弁者)の発言を真剣に聞くことが大事なのだと思います。少し慣れてきたので、ひそかにではありますが説明員の役職名を紙を見ずに言えるようにし、答弁する説明員が手を挙げる前にしっかりそちらを見るということを目標にしました。
午後の後半では経済部所管の質問をしました。質問項目は次のとおり
第三者認証について
各種支援金・補助金等について
労働者協同組合法について
学生等の就職活動について(学歴フィルター、バックグラウンドチェック、履歴書の性別欄について)
人権施策推進基本方針の反映について(北海道雇用・人材対策基本計画、観光のくにづくり行動計画)
観光施策について(アドベンチャートラベル、LGBTQツーリズム、雪害対策)
フリーランスの支援にいて
インボイス制度について
企業誘致について(首都圏・本社機能移転動向調査の結果、北海道産業振興条例に基づく企業立地の促進を図るための助成制度)
人権施策の反映は各部で温度差が大きくなかなか有効打となる答弁が出てこないのですが、2年後の雇用人材基本計画の改定の際には盛り込むべきとの指摘をしました。一方で、アドベンチャートラベルの中で人権に配慮しながらガイドや事業者、各市町村と一体となって取り組むとの答弁があり、LGBTQツーリズムについてはまずは情報収集からはじめてもらえるようなので、観光の観点から人権への取り組みが一歩進んだのが今回の成果だったと思います。
事業者支援系の質問はなかなか具体な成果につながらなかったのですが、次回への問題提起となりました。以前に度重ね、団体に属していない事業者も補助金の対象とすべきという質問してきたことが、団体等に属していなくても使える『中小・小規模企業新事業展開・販売促進支援補助金』の創設につながったものと受け止めています。