環境生活委員会で質問する

第3回定例会は10/2が最終日。最終日の前日には終日委員会が開催されます。終日委員会は午前に常任委員会、午後から特別委員会です。

環境生活委員会で人権施策推進懇談会について、コロナ禍における女性の貧困に関することについて質問しました。

 

人権施策推進懇談会について

質問 参加する有識者が全員男性ということが指摘されていたが、女性の意見を基本方針にどう反映させるか?
答弁 基本方針取りまとめの際に関係団体の声を反映させる(女性も含む)。

質問 有識者が把握できない方々の声を基本方針にどう反映させるか?
答弁 道民意識調査・パブリックコメントで把握する。

女性の意見反映については改善されることになりそうです。有識者が把握できない声については、道民意識調査やパブリックコメントで拾えない声も多いのではないかと思います。ネットの中には様々な生の声に溢れているのでそこを調査することはできるのではないかと指摘しました。

コロナ禍の女性の貧困について
芸能人の美人さんが風俗嬢やる発言は許されないものである一方、実態を突いているかもしれません。特に北海道は緊急事態宣言が長く、風俗で働くことやパパ活・援助交際を余儀なくされるケースは少なからずあるのではないかと思います。コロナ禍で貧困に陥って『余儀なくされている』女性について、実態把握と支援を求めました(男性や性的マイノリティもいると思われることにも言及しました)。

質問 どのような対応をしていくか?
答弁 窓口の効果的な周知。可能な限り必要な支援に努める。

行政が実態を調査することはやはり難しいようです。しかし『余儀なくされる』ようなことは何としても避けなければいけないと思います。

 

人権、貧困の質問で共通してですが、(あまりいい表現ではないのですが)お行儀のいいところばかり見ても根本的な改善につながらないのではないか、社会の深い闇にしっかりと目を向ける必要があると考えています。