代表質問
9月13日、うちの会派、民主道民連合の代表質問が行われました。わたしたちの意見を反映するために、知事や各部局などへの質問という形をとりますが、その中でも重要度が高いのが代表質問です。質問者は後志の市橋議員。市橋議員はわたしを北口道議とともにわたしを道議会に誘った人のひとり。現在はわたしも所属する食と観光特別委員会の委員長として活躍されています。
代表質問の持ち時間は50分、再質問は25分です。代表質問の内容は、知事の政治姿勢や行財政、医療・福祉、経済・雇用など多岐にわたり、会派の政策審議会のメンバーで手分けして作成され、その中から選ばれます。今回わたしが提出した質問
・北海道人権施策基本方針見直しについて
・民族共生象徴空間ウポポイのコンテンツについて
・LGBTの教職員への対応について
の3点はすべて採用していただきました。
市橋道議の質問はベテランの安定感があり、質問項目が多く早口になったものの聞き取りやすかったです。代表質問は質問→答弁→再質問→答弁→再々質問→答弁と最大で3回ウラまで続けることができるのですが、限られた中で明快な答弁を得ることはなかなか難しいのです。その中で市橋道議は「いつまでに?」「具体的に?」「質問に対する答弁を得られませんでした」などしっかりとしたツッコミを入れて実効性のある答弁を引き出していました。
質問は、正論だからといって強引に押すだけでは同じ答弁を繰り返され堂々巡りをしてしまいます。文章力やアイデア力、各部局との打ち合わせや駆け引きなど様々な技術力が必要となります。といったことが今回の代表質問を通じて勉強になりました。今後の委員会での質問や一般質問などの作成にいかしていきたいと思います。