政経俱楽部連合会札幌支部での講演

一般社団法人政経俱楽部連合会にて『生まれは大介いまは綾子』と題し講演を行いました。この団体は、共生文明の創造、高徳国家の建設、公益経済の確立を基本理念とし、日本の創生を目指す団体で、思想や政党を超えて幅広い方が経営者や政治家等が参加し、学習会や意見交換をする場となっています。今回の講話は次のような内容でした。

ふちがみ綾子について
ニューハーフから議員に
LGBTQってなに?
事業者での課題
政治的な課題
トランスジェンダーバッシング
なぜヘイトはなくならないか
LGBTQの話はいったん置き、地域のために

このたび講師としてお招きいただいたことに心より感謝申し上げます。また、質疑応答や懇親会もとても有意義な意見交換の場となりました。政経倶楽部は「相手を認め合い必要としあう共生文明の創造を目指します。」と掲げてあり、意識の高さと実践力を感じました。

ところでLGBTQに関する取り組みについて私の考え方ですが、当事者内や同じ考えを持った関連団体だけでの取り組みではフィルターバブルに陥ってしまう恐れがあります。社会の中にはLGBTQ、特にトランス女性に関してあまり良い印象を持たれていない方も多くいます。そうした方々との分断や対立を煽るのではなく、交流の場に積極的に出ることで、誤解や偏見を解消し、理解を促進する活動が大事だと考えています。