「Freedom to Marry」から考えるLGBTの未来~アメリカから北海道へ~
2019年8月5日イベントに参加しました。
イベントタイトルは『「Freedom to Marry」から考えるLGBTの未来~アメリカから北海道へ~』。
可愛い♡クッキーも頂きました。
前半は映画の視聴。後半はパネルディスカッションの構成です。
映画の主役のエヴァン・ウォルフソンさんが来日され(写真参照。左から、加藤丈晴さん・弁護士、畠山みのりさん・道議会議員、わたし、エヴァン・ウォルフソンさん・弁護士、北村裕介さん・NOMURA、アレクサンダー・ドミトレンコさん・弁護士)ご本人を交えた討論は大変興味深いものになりました。
エヴァンさんははアメリカでの同性婚の実現に貢献した弁護士です。
映画は、アメリカ連邦裁判所で同性婚を認める判決を勝ち取るまでのドキュメンタリーです。
同性婚は最初ハワイ州で認められ、現在は37の州まで広がっています。
同性婚先進国と思われるアメリカでも同性婚に反発する人が多く、その理由は宗教上の問題だそうです。
ここ、日本といえば、最近報道でも取り上げられている同性婚への訴え。しかし最高裁判決が出るまでには10年くらいかかりそうと言われており、他の国との違いに悲しみを感じていましたが、今回この映画を見てとても励まされました。
大変な思いをして同性婚の実現をさせたエヴァンさんの行動を思うと私も勇気を頂きました。
イベント後半のパネルディスカッション。
エヴァンさんは「同性婚を認める多くの人が声を上げ、世論を形成してマジョリティにしていくことによって、首長などの意思決定者が決断をしやすくなる」とお話されました。
特に、対話と戦略の重要性を説かれていたことが印象的でした。
パネルディスカッションには、国内でMARRIAGE FOR ALL JAPAN(結婚の自由を全ての人に)で活動している加藤丈晴さん、弁護士の中村ゆうかさん、野村ホールディングスの北村裕介さん(オープンゲイ)、満島てる子さんが参加しました。
加藤弁護士は、日本では同調圧力が強くて、LGBTの人が声を上げることができない現状を『真綿で首を絞められている』と表現していました。
同性婚が認められるためにはパートナーシップ制度が多くの自治体で導入され、世論を形成していくことが重要です。
私は日本での同性婚の実現のために、北海道のパートナーシップ制度の早期実現に努めたいです。